大分県竹田市において、400年前から岡藩主のために行われていた能楽。岡藩主の楽しみであった能楽は町人たちにも親しまれ、岡藩の城下町竹田は元禄の頃より謡の聞こえる文化的な町でありました。今も「お謡」として地域に継承される能の文化があります。
歴史的背景とともに、世界最古の舞台芸術として世界から注目される伝統芸能、能楽を鑑賞できる特別な公演を開催いたします。
岡藩主・中川久通が元禄十五年に彫ったと記録がある三日月岩。その前に設置する一夜限りの特設水上能舞台と、水面に映る三日月が描き出す幻想的世界。非日常の中で感じる幽玄の美の世界で、全国でも竹田薪能でしか見ることのできない水上能舞台を、岡藩とゆかりの深い大蔵流山本東次郎家の狂言と併せてお楽しみください。
安宅の関において、主君・源義経の絶対的な危機を救った武蔵坊弁慶が、安堵と感謝を込め、酒宴の席で豪快かつ厳かに舞を舞います。
他人の柿を盗み食いした山伏が、家主に見つかる、という場面を描きます。山伏は、烏や猿などの真似をさせられた挙句……。滑稽で人間味あふれる名作です。
五条の橋を舞台に、武蔵坊弁慶と牛若丸(源義経)の宿命的な出会いを描いた作品です。薙刀を振り回す怪力の弁慶を、身軽な牛若丸が翻弄して打ち負かし、主従の誓いを交わすまでを躍動的な立ち回りで魅せます。
能・舞囃子=喜多流 / 狂言=大蔵流 山本東次郎家
チケットの販売開始時期・販売方法は、決定次第本サイトにてお知らせいたします。